犬の生殖器の病気は不妊・去勢手術で予防できる病気が多い

避妊手術

避妊手術は、外科的に女の子の子宮と卵巣(動物病院によっては卵巣のみ)を摘出する手術です。手術は一般的に、全身麻酔をかけてお腹を開けて行います。避妊手術を行うと、女性ホルモンを分泌する卵巣がなくなるために発情もなくなり、妊娠や女性ホルモンに関連して起こる病気や行動を抑えることができる。

発情を迎えるより前に手術を行うと、乳腺腫瘍になる確率が低くなるといわれています。

【メリット】

・発情がなくなる

・不必要な交配・妊娠を避けられる

・偽妊娠※と呼ばれる症状をなくす

・子宮蓄膿症を予防できる

・乳腺腫瘍の発生率を低下

・卵胞嚢腫などを予防

(乳腺腫瘍には、1 回目の発情前に避妊手術をすることで発症率が非常に低下

年を重ねてからの避妊手術では発症率に変化は見られない)

去勢手術

外科的に男の子の精巣を摘出する手術

手術は全身麻酔をかけて、精巣付近の皮膚を切開して行う。

去勢手術を行うと男性ホルモンを分泌する精巣が無くなる。

男性ホルモンに関連して起こる病気や行動を抑えることができる。

(メリット)

・放浪やケンカなどの行動を抑える

・攻撃性の低下

・マーキングやマウンティングの改善

※この行動は高いの割合で抑えられる。

 犬によっては効果がない場合も多くあり、

 マウンティングなどの行動は飼い主様がしっかりと主導権を握り、犬にとって飼い主さんが重要。

・肛門周囲腺腫の発生率低下

・前立腺の病気(前立腺肥大など)発生率低下

・会陰ヘルニア予防

・精巣腫瘍予防

ネット記事に・・・

愛犬の不妊・去勢手術をしたほうがいいのか?

飼い主さんが気になるのは「不妊・去勢手術をしたほうがいいのかどうか?」ということでしょう。

私は迷っている飼い主さんには十分考えることをすすめたうえで、

「手術をしなくて後悔している飼い主さんをたくさん見てきましたが、手術をして後悔している方はいません」と

伝えます。

 

と、掲載されていたが・・・

私は、早々に愛犬のボーダーコリーの女の子の避妊手術をしたことを『後悔している』。

もう少し考える時間があれば・・・

愛犬の子供たちを見てみたかった・・・

愛犬の血を受け継ぐ子を残せば良かった・・・

生後8ヶ月でうちの子になったので…考える時間が限られていた…

残念