セラピー犬は仕事のストレスを感じないのか

ストレスには変化なし

学術誌「Applied Animal Behaviour Science」に掲載された最近の研究

患っている人は、親しげなセラピー犬に癒やされる。

全米で5万匹を超え、ノルウェーからブラジルまで、多くの国で普及が進んでいる。

アニマルセラピーは実際に効果がある。

セラピー犬は「仕事」でストレスなく、むしろ楽しんでいる場合が多い。


セラピー犬の福祉に関する論文を対象にした2017年の評論の著者、リサ・マリア・グレンク氏によれば、この結果は従来の研究と一致しているという。


オーストリア、ウィーン獣医科大学のグレンク氏は、マッカラ氏らの研究を

「よく計画されている」

「従来の研究は、セラピーに対して犬が何をしたかの情報がない、限定的で、犬のストレス  を上昇させた活動がを特定しにくかったのです」…と。

「犬にとっては、触れ合いの中で特に楽しい活動があると言っていいでしょう」…と。

「訓練士にとっては朗報です。犬が楽しめる活動に重点を置くことができる。」


その変わりに、飼い主・訓練士はセラピーに耐えられるかだけでなく、やる気の有無も見る必要がある。


「セラピーの相手を訪問する場合、お互いに有益な交流でなければなりません。

したがって、犬が自分の仕事を本当に気に入っているかどうかが、とても重要です」